
「信じていた相手が突然LINEをブロックして消えた…」
そんなできごとに直面したとき、多くの人は「スマホの調子が悪いのかも」「忙しくなっただけかもしれない」と自分に言い聞かせてしまいます。
しかし、実際には恋愛感情を利用して金銭をだまし取る「ロマンス詐欺」の被害が全国で急増しているのです。
この記事では、詐欺師が連絡を絶つ理由やブロックされた後に取るべき行動、そして避けるべきNG行動を解説します。
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6日、兵庫県尼崎市の男性(58)が「詐欺被害に遭ったかもしれない」と県警尼崎北署に届け出た。男性は1400万円以上を詐取されたとみられる。
同署によると、男性は4月上旬に女性を名乗る何者かとX(旧ツイッター)で知り合い、LINE(ライン)でやりとりをする中で好意を抱いたという。その後、相手から投資を勧められ、同月13日~5月18日、11回にわたって指定された暗号資産取引所に計1424万円分の暗号資産(仮想通貨)を送金した。
サイト上には利益が出ているように表示されており、男性は出金しようとした際に延滞金などを求められたという。「もうお金がない」と相手に伝えたところLINEをブロックされ、被害に気付いた。同署は恋愛感情を抱かせて現金をだまし取る「ロマンス詐欺」事件とみて調べる。
引用元:「もうお金ない」と伝えるとLINEブロックされ…ロマンス詐欺で1424万円被害、尼崎の58歳男性(2024年11月6日)

ロマンス詐欺では、加害者が突然音信不通になるケースがあります。
急にブロックされ、混乱する方も多いですが、その裏には必ず理由があります。
相手の行動を理解することで、詐欺の一環であることに気づけるはずです。
ロマンス詐欺の最終的な目的は、お金をだまし取ることです。
優しい言葉や甘い態度も、すべては金銭を引き出すための手段にすぎません。
そのため、十分に搾取できたと判断したり、これ以上の入金が望めないとわかった瞬間に、詐欺師は被害者を容赦なく切り捨てます。
実際に、尼崎市の男性も「もう払えない」と伝えた直後にLINEをブロックされました。
信じていた相手が突然姿を消すのは、用済みになった事実を突きつけているサインなのです。
ロマンス詐欺は、偽りのプロフィールや架空の投資話、巧妙に作られた写真やメッセージといった虚構で成り立っています。
最初はもっともらしく見えても、時間が経つと矛盾が生じ、被害者が不審感を抱くリスクが高まります。
そこで詐欺師は、問い詰められる前に連絡を断ち、証拠を隠そうとするのです。
詐欺師の多くは、複数のアカウントを使い分けています。
これは、SNSやLINEの利用規約に違反する行為です。
通報が相次ぎ、アカウントが強制的に凍結・削除されることも珍しくありません。
その場合、連絡が取れなくなるため、被害者は突然ブロックされたかのように感じてしまいます。
このように、詐欺師が逃げたのではなく、アカウント自体が消えてしまったというケースも多いのです。

信頼している人に突然ブロックされると、冷静さを失いがちです。
ですが、感情的に行動すると、後の解決に不利になることがあります。
まず最初に取り組むべきは「証拠の確保」です。
LINEのやり取りが途絶えたら、すぐに以下の証拠を残しましょう。
・LINEでのやり取りのスクリーンショット
・送金履歴や振込先口座の情報
・投資サイトやアプリの画面キャプチャ
これらは警察に被害を届け出る際や、探偵・弁護士へ相談する際に欠かせない材料となります。
「恥ずかしいから」と削除してしまう方もいますが、それでは被害の立証が難しくなります。
返金の可能性が大きく下がるため、削除するのは避けましょう。
当事務所にも証拠が残っていなかったため、調査が長引いたケースが存在します。
些細な情報でも手がかりになりますので、まずは証拠の保存を徹底してください。

ブロックされた後、被害者がやってしまいがちな行動があります。
しかし、それは、事態を悪化させる原因になりかねません。
「本当に詐欺だったのか確かめたい」
「一度でいいから謝ってほしい」
そんな思いから、別のSNSやメールで連絡を取ろうとする方も少なくありません。
しかし、それは逆効果です。
詐欺師に「まだ連絡が取れる相手」「もう少しお金を引き出せるかもしれない」と思わせてしまい、再びターゲットにされる危険があります。
「だまされた自分が悪い」と考え、誰にも相談せず泣き寝入りしてしまう方も少なくありません。
しかしこれは詐欺師を野放しにすることと同じです。
行動を起こさなければ、新たな被害者が次々と生まれてしまいます。
恥ずかしさや不安があっても、専門家に相談することが被害を止める第一歩です。

ロマンス詐欺師が突然LINEをブロックするのは、搾取が終わった合図であり、典型的な逃走手段です。
尼崎市での事件のように、気づいたときには数百万円、さらには数千万円単位の被害になっていることも珍しくありません。
ブロックされてしまった場合は、まずは証拠を確保し、専門家に相談することが何より大切です。
当探偵事務所では、これまで数多くのロマンス詐欺調査を行ってきました。
相手の正体や資金の流れを突き止め、警察や弁護士と連携しながら解決へと導くことが可能です。
ひとりで抱え込む必要はありません。
お電話・メール・LINEから、どうぞお気軽にご相談ください。
※docomo・au・softbankなどの携帯電話アドレスはドメイン指定設定により毎月10件以上の「送信エラー」が起こっているため、 フリーメール(GmailやYahoo!mail)の利用をおすすめします。しばらく経っても返信が来ない方はお電話にてご確認くださいませ。

執筆者 / 吉田
人探し調査員歴8年。自身の関係者が失踪した辛い経験を持つ。 独学で多くの捜索方法とカウンセリングを学び実践。 豊富な実践経験から探偵の門を叩き、捜索、カウンセリングのプロとして活躍中。 監修者・執筆者一覧へ
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