
ナイジェリアで家族や知人が突然連絡が取れなくなったとき、その不安は計り知れません。
治安が不安定なうえ、誘拐されるリスクが高い地域も多いため、現地での個人調査は非常に危険です。
本記事では、ナイジェリアの現在の治安状況や人探しが難しい理由、そして安全に調査を進めるための具体的な方法について解説します。
大切な人の安否を確認するために、まずは正しい情報と適切な手段を知ることから始めましょう。
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ナイジェリアは地域によって治安状況が大きく異なります。
とくに、北部や中部では武装勢力の活動が活発で、外国人だけでなく一般市民も巻き込まれる事件が後を絶ちません。
ナイジェリア北東部では、ボコ・ハラムをはじめとする過激派組織が活動を続けており、軍や警察との衝突が頻発しています。
北西部でも武装集団による襲撃が相次ぎ、中部地帯では農民と牧畜民の対立が激化しています。
外務省の海外安全情報では、これらの地域に対して最高レベルの渡航中止勧告が出されており、一般市民や外国人が巻き込まれるリスクは非常に高い状況です。
都市部でも油断はできず、突発的な暴動やテロ攻撃の危険性は常に存在しています。
ナイジェリアでは身代金目的の誘拐が日常的に発生しています。
学生を狙った集団誘拐事件は国際的にも大々的に報じられており、数百人規模での拉致事件も珍しくありません。
特に、外国人や富裕層は高額な身代金を目当てに狙われやすい傾向にあります。
一度拉致されると、解放まで数か月から数年を要するうえ、その間の安否確認すら困難な状況が続きます。
ナイジェリアの警察や行政は、人員不足や予算の制約などの問題を抱えています。
地域によって統治体制がバラバラで、中央政府の影響力が及ばない地域も存在するため、十分な対応が期待できないのが実情です。
公的記録や身分証明書の管理体制も整っておらず、情報の信頼性が低いことも問題です。
個人情報へのアクセスは厳しく制限されており、行方不明者の記録を辿ることさえ難しいでしょう。

ナイジェリアでの人探しが困難な理由は、治安だけではありません。
国土の広さや複雑な文化背景、インフラの未整備など、さまざまな要因が調査を困難にしています。
ナイジェリアはアフリカ最大の人口を抱える国で、2億人以上が暮らしています。
国土も広大で、都市部と地方では生活環境が大きく異なります。
さらに、紛争や貧困から逃れてきた避難民や国内移動者も多く、人々が頻繁に移動します。
登録制度も不完全なため、ターゲットの所在特定すら極めて難しい状況にあります。
ナイジェリアには500以上の民族言語が存在します。
英語が公用語とされていても、地方ではまったく通じないことが珍しくありません。
さらに、イスラム教徒とキリスト教徒が混在しているため、それぞれの文化的背景を理解していないと適切なコミュニケーションが取れません。
部族間の対立や地域的な緊張関係も根深く、外部の人間が情報を得ることは容易ではないのです。
地方では通信網が整備されておらず、携帯電話が使えない地域も多く存在します。
停電が頻繁に発生するため、通信障害も日常茶飯事です。
SNSやメッセージアプリも、政府による規制や通信環境の問題で利用できないことがあります。
そのため、安否確認の手段が非常に限られています。
ナイジェリア国内を移動する際、州境で厳重な検問を受ける場合があります。
夜間外出禁止令が出ている地域もあり、自由な移動が制限されているエリアが多いです。
道路の安全性も低く、交通インフラの整備が遅れているため、移動そのものが危険を伴います。
許可証や身分証明書の提示を求められることも多く、外国人が調査をするのは現実的ではありません。

家族や知人を探すために現地へ向かいたいという気持ちは理解できます。
しかし、個人での調査活動には命に関わる危険が伴います。
この章では、ナイジェリアで人探しをするリスクについて解説します。
テロ攻撃や武装勢力による襲撃は、予告なく発生します。
外国人は身代金目的で狙われやすく、調査活動をしていること自体が危険な要因になります。
また、道路での強盗や襲撃のリスクも高いエリアが多数あります。
万が一けがや病気をしても、医療体制が不十分なため、適切な治療を受けられない可能性があります。
調査活動中に誘拐される危険性は非常に高いです。
身代金を要求され、長期間拘束される事例も実際に発生しています。
人探しをしていた本人が行方不明になってしまうケースも珍しくなく、そうなると救出の見通しが全く立たない状況に陥ります。
「情報を持っている」と近づいてくる人物の中には、虚偽情報を提供して金銭を騙し取ろうとする悪質業者もいます。
高額な報酬を要求され、送金した後に連絡が途絶えるという詐欺手口が横行しています。
資金を回収することは困難で、法的な救済手段も限られているのが現実です。

個人での調査が危険であることを踏まえ、安全かつ効果的に人探しを進めるための方法をご紹介します。
FacebookやTwitterなどのSNSを活用して、行方不明者の情報を拡散することは有効な手段です。
ナイジェリア国内外で形成されている、多様な民族と文化を持つコミュニティとつながることで、現地の情報を得られる可能性があります。
オンラインでの安否確認グループも存在しますが、偽情報や詐欺には十分注意が必要です。
個人情報の取り扱いにも慎重になりましょう。
在ナイジェリア日本国大使館は、現地に滞在する日本人の安全確保をサポートしています。
外務省による邦人支援サービスを通じて、安否確認や情報提供を依頼することができます。
ただし、直接的な捜索活動は行われないという限界があることも、理解しておく必要があります。
国際赤十字は、紛争地域や災害地域での行方不明者捜索サービスを提供しています。
また、難民や国内避難民などの保護や支援活動をしている「UNHCR」や、人権が侵害されている人々を支援している「人権団体」も現地で支援活動を行っています。
人道支援組織が持つ現地情報は、非常に貴重です。
ただし、個別案件への対応には限界があり、すべてのケースに対応できるわけではありません。
(参考:赤十字国際委員会「ICRCの活動:4つの柱」
国連UNHCR「アフリカ・ナイジェリアから あなたのご支援に、「ありがとう!」」
プラン・インターナショナル「ナイジェリアってどんな国?現状と支援活動」)
専門家に依頼することの最大のメリットは、現地ネットワークと協力者を持っている点です。
治安の悪い地域でも、安全を確保しながら効率的に調査を進めることができます。
複数の調査手法を組み合わせたアプローチにより、個人では得られない情報にもアクセス可能です。

当事務所は、ナイジェリアを含むアフリカ地域での人探し調査において、豊富な実績があります。
現地の部族長や宗教指導者とのつながり、世界探偵協会(WAD)や国際調査機関連盟(CII)への加盟により、信頼できる協力者ネットワークを構築しています。
【当事務所の強み】
初回相談は何度でも無料です。
電話・メール・LINEでのご相談が可能で、匿名でのお問い合わせにも対応しています。
経験豊富なスタッフが、最適な調査プランと見積もりを提示いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

当事務所には、ナイジェリアを含む海外の人探し調査のご依頼者から、さまざまな相談が寄せられます。
質問の中から、もっとも多い内容をいくつかご紹介します。
A.治安状況を評価した上で、安全に調査できる方法を提案します。
危険度が高い地域では遠隔調査や現地協力者を通じた調査を実施します。
A.名前、年齢、最後に連絡が取れた場所や日時、現地の知人情報など、できる限り詳しい情報があると調査成功率が高まります。
わずかな情報でも調査は可能です。
A.はい、誘拐事案にも対応しています。
現地の有力者や宗教指導者を通じた交渉、身代金交渉のサポートなど、状況に応じた対応が可能です。

執筆者 / 吉田
人探し調査員歴8年。自身の関係者が失踪した辛い経験を持つ。 独学で多くの捜索方法とカウンセリングを学び実践。 豊富な実践経験から探偵の門を叩き、捜索、カウンセリングのプロとして活躍中。 監修者・執筆者一覧へ
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