
リビアで家族や友人が行方不明になり、安否が確認できずに不安な日々を過ごしていませんか?
政治的混乱や内戦の影響で多くの方が消息不明になっているリビアでは、通常の方法での人探しが困難な状況が続いています。
本記事では、リビアで行方不明になった方を探す具体的な方法と、混乱地域特有の調査手段について詳しく解説します。
現地の状況を理解し、適切な対応を取ることで、大切な人との再会の可能性を高めましょう。
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リビアでは、政治的混乱や通信インフラなどの問題が数多く存在しています。
人探しを開始する前に、現地の状況や調査を困難にする要因を正しく理解しておきましょう。
2011年のカダフィ政権崩壊以降、リビアは深刻な政治的不安定に陥っています。
現在も東西に分かれた政府が対立を続けており、統一された国家運営ができていません。
複数の武装勢力がそれぞれの地域を支配し、国土は事実上分断されている状態です。
首都トリポリを含む主要都市でも、散発的な武力衝突が発生しており、予測不可能な危険が常に存在します。
日本の外務省はリビア全土に対して「レベル4:退避勧告」を発出しており、いかなる理由があっても渡航は避けるべき地域とされています。
長期にわたる政治的混乱により、リビアの行政機関は十分に機能していません。
人口登録システムも整備されておらず、どこに誰が住んでいるのかという、基本的な情報すら把握できていない状態です。
病院や警察などの公的記録へのアクセスも制限されており、外部の人間が情報を得ることは極めて困難です。
地域ごとに異なる行政システムが存在し、情報の一元管理がされていないことも、人探しを難しくしている大きな要因となっています。
リビアでは電力供給が不安定なため、通信障害が頻繁に発生します。
インターネット接続には地域格差があり、とくに地方ではまったく使えない場所も少なくありません。
携帯電話回線も途絶するリスクが高く、安定した連絡手段を確保することが難しい状況です。
SNSやメッセージアプリも、政情不安や通信環境の問題で利用できないことがあり、安否確認の手段が限られています。

プロに依頼する前に、まずは自分でできることから始めてみましょう。
インターネットや国際機関を活用することで、情報を得られる可能性があります。
FacebookやTwitterなどのSNSは、リビアでの人探しに有効なツールです。
Facebookには「リビア 行方不明者」などのキーワードで検索すると、同じように人を探している人たちのグループが見つかります。
そこで情報を共有したり、呼びかけを行ったりすることができます。
またリビアでは、WhatsAppやTelegramも広く使われており、直接連絡を試みる価値があります。
リビア人コミュニティのグループに参加して、協力を求めることも情報収集のひとつの手段です。
世界最大の人道支援ネットワークである「国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)」は、紛争地域での家族再会サービスを提供しています。
行方不明者の登録や捜索依頼を受け付けており、無料で利用できます。
国際的な人道支援を行う「国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)」や、「国際移住機関(IOM)」もリビアで活動しています。
難民や避難民に関する情報を持っている可能性があります。
また、各国の大使館や領事館に問い合わせることで、自国民の安否確認に協力してもらえる場合もあります。
(参考:IFRC「家族の絆を修復する」
UNHCR
IOM「IOM、リビアのシリア人のための初の自発的人道帰還飛行を組織」)
インターネット上には、行方不明者を登録できるサイトや難民・避難民のデータベースが存在します。
国際赤十字が運営する「Trace the Face」などのプラットフォームでは、写真や情報を登録して世界中の人に協力を求めることができます。
NGOが運営する情報共有サイトも複数あり、こうしたリソースを活用することで、思わぬところから情報が得られることもあります。
リビアに住んでいる知人がいる場合は、その人に協力を依頼するのが最も直接的な方法です。
現地の宗教施設や地域コミュニティに問い合わせてもらうことで、口コミを通じて情報が集まることがあります。
また、現地で活動しているジャーナリストに、情報提供を依頼するという方法もあります。
ただし、協力者自身の安全にも十分配慮する必要があります。

リビアで人を探す際には、自分自身や関係者の安全を最優先に考える必要があります。
焦る気持ちはわかりますが、慎重に行動しましょう。
外務省の渡航情報で「レベル4:退避勧告」が出ているリビアへの渡航は、絶対に避けるべきです。
治安リスクが極めて高く、武装勢力による誘拐や拘束の危険性があります。
人を探しに行った本人が行方不明になってしまうという最悪の事態も起こりえます。
どんなに心配でも、個人で現地に向かうことは控えてください。
「情報を持っている」と言って、金銭を要求してくる詐欺師が存在します。
とくにSNS上では、虚偽の情報を流して金銭を騙し取ろうとする、悪質なケースが報告されています。
情報源の信頼性をしっかりと見極め、安易にお金を支払わないようにしましょう。
公的機関や国際機関からの情報を優先し、個人からの情報は慎重に扱う必要があります。
(参考:Quora「リビアの兵士とチャットしていたのですが、昨日、偽造された電子小切手をメールで送ってきました。一体誰なのでしょうか?」)
SNSなどで情報を拡散する際は、公開する情報の範囲に注意が必要です。
個人情報を過度に公開すると、本人や家族の安全を脅かす可能性があります。
とくに政治的に敏感な地域では、情報の公開が思わぬトラブルを招くこともあります。
必要最小限の情報に留め、本人の安全を第一に考えて行動しましょう。

自力での調査に限界を感じたら、プロの力を借りることをおすすめします。
危険地域での調査ノウハウを持ち、現地ネットワークを活用できる探偵事務所なら、安全かつ効率的に調査を進められます。
法的手続きのサポートも受けられるため、より確実な結果を得られる可能性が高まります。
当事務所では、現地調査員による直接的な情報収集を行います。
国際的なネットワークを活用し、リビア国内の複数の地域で同時に調査を進めることも可能です。
必要に応じて公的機関との連携も図り、より確実な情報を得るよう努めます。
お客様の状況に応じて、段階的な調査プランを提案します。
安否確認から所在特定まで、きめ細かくサポートいたします。
まず初回相談で詳しくお話を伺い、現在わかっている情報を整理します。
その上で最適な調査計画を立案し、見積もりをご提示します。
ご納得いただいた上で調査を開始し、定期的に進捗状況をご報告いたします。
調査完了後は詳細な報告書を提出し、その後のアフターフォローも行います。
調査中に新たな情報が必要になった場合は、随時ご相談しながら進めていきますので、ご安心ください。

実際にリビアで、人探し調査を行った事例の一部をご紹介します。
※プライバシー保護のため、内容を一部変更しております。
この事例は、内戦の影響で連絡が途絶えた親族を発見したケースです。
日本在住の依頼者の兄がリビアでビジネスをしていました。
しかし、2019年のトリポリでの武力衝突以降、完全に連絡が取れなくなったようです。
SNSでの呼びかけや大使館への問い合わせも効果がなく、当事務所に依頼されました。
現地調査員が、最後の居住地周辺を丁寧に調査。
近隣住民への聞き込みを重ねた結果、衝突を避けて南部の親戚宅に避難していたことが判明しました。
約2ヶ月の調査で無事に所在を特定し、本人との連絡も再開、家族との再会を果たすことができました。
この事例は、帰国後に音信不通となった友人の安否を確認したケースです。
留学時代の友人がリビアに帰国後、SNSの更新も止まり完全に連絡が取れなくなりました。
家族の連絡先も不明で、生存確認すら難しい状態が1年以上続いていました。
当事務所では、過去のSNS投稿から勤務先企業を特定し、現地ネットワークを通じて企業関係者に接触することで本人の近況を調査。
その結果、電力不足で通信環境が悪化していたものの、無事に生活していることが確認できました。
その後は、新しい連絡手段を確立して、定期的な連絡が可能になりました。
この事例の調査期間は、約1ヶ月です。

当事務所には、海外の人探し調査に関するお問い合わせを、よくいただいております。
似たような内容も多いため、一部を抜粋してご質問内容をご紹介します。
A.状況により異なりますが、通常1ヶ月~3ヶ月程度が目安です。
ただし、治安状況や情報の入手しやすさによって変動します。
A.緊急性が高い場合や、自力での調査に限界を感じた場合は、専門家への依頼をおすすめします。
危険地域での調査には専門的なノウハウが必要です。
A.調査結果の内容に関わらず、実施した調査内容と収集できた情報をすべて報告いたします。
継続調査のご相談も可能です。

執筆者 / 吉田
人探し調査員歴8年。自身の関係者が失踪した辛い経験を持つ。 独学で多くの捜索方法とカウンセリングを学び実践。 豊富な実践経験から探偵の門を叩き、捜索、カウンセリングのプロとして活躍中。 監修者・執筆者一覧へ
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