もし、ある日突然余命宣告をされたら、残された時間でどうしても会いたいと思う人はいるでしょうか?
「終活」という文化も定着してきた今、エンディングノートを残す人も多いとのこと。
エンディングノートを書いているときに、ふと頭に思い浮かんだ人がいたとしたら、最後にその人にひと目会ってみたい、と思うかもしれません。
もしそんなふうに最後に会いたいと思う人がいるならば、探偵を利用してその人を探してみることをおすすめします。
後悔のない、人生のエンディングを迎えましょう。
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エンディングノートとは、自分が死んだ後の葬儀や遺品の処分、自分に代わって手続きをする人やお金の管理に関する希望をまとめたノートのことです。
自分自身が生前に決めておきたいことを、細かくまとめることで、自分の死後に遺された家族や友人が、自分の希望を尊重した形で葬儀や遺品の処分ができるようにするために作成します。
具体的には、下記のような内容を細かく書き記すと良いでしょう。
こういった事務的な内容は、死後遺された人のために細かく書き記すべきですが、エンディングノートにはそれだけではなく、もっと「パーソナルな部分」についても記載していきます。
例えば、家族や友人への感謝、伝えたいことを手紙のように書き記す方もいますし、ご自分の自分史を遡っていくことで、人生の振り返りをする方もいます。
使い方は人それぞれで、遺された人がノートを見たときにその人の個性が出て懐かしい気持ちになれるという点でも、エンディングノートを書く人が増えてきているのです。
遺書(遺言書)は、法的効力を持ちます。
そのため自筆で、かつ決まった形式で書く必要があります。
その一方、エンディングノートには法的効力がないため、媒体や形式問わず、自由に書くことが可能です。
その代わり、死後の相続手続きなどのことについて、強制することはできず、あくまでお願いするものになります。
近年話題になっているバケットリスト(バケツリスト)は、これらとは全く別で、死ぬまでにしたい100のことを書くリストです。
若いうちから書くことで、実現できる夢が多くなるため、より豊かな人生になるかもしれませんが、こちらも終活の一環としても注目されています。
残りの人生を考えたときに、どんな小さいことでもいいからやりたいことを考える、という点では、これらをエンディングノートに記載していくことも非常に素敵な取り組みになることでしょう。
そのように、エンディングノートで自分の人生について振り返っていると、「あの人、今どうしてるかな…」と思い出す人が誰にでも一人や二人はいるのではないでしょうか?
例えば、昔つきあっていた恋人、幼い頃に別れてずっと会っていない自分の子ども、お世話になった恩師…。
その人たちがまだ生きているかどうかもわからない、でももし生きていたら、自分が死ぬ前にひと目会いたい、感謝を伝えたい、謝りたい…そんな思いがあるかもしれません。
一度そう思ったら、考えないようにしていても、ふとしたときにその人が頭をよぎってしまったり、脳内から消えてなくならなかったりするものです。
こうなった場合、なんとか忘れるようにして最後の時間を過ごすよりも、思い切って探して、スッキリさせてから死ぬ方がいいと思いませんか?
これまでに、当事務所にあったご相談事例には下記のようなものがあります。
18歳の時に産んだ娘を、施設に預けてそれ以来一度も会っていません。
あれから、何度も会いたいと思ったことはありましたが、怖くて踏み出せませんでした。
でももう長くないかもしれないな、という年齢になったので、死ぬ前にどうしても、一度だけでいいから娘に会って、謝りたいです。
先日余命宣告を受けました。
あと3ヶ月の命と聞いて、死ぬ前にこれまでお世話になってきた人みんなに会いたいと思うようになりました。
なかでも、小学校の時にお世話になった塾の先生のおかげで人生が変わったので、感謝を伝えたいと思っているのですが、自分の力では見つけられません。
なんとかして探していただけませんか?
このように、死を間近に感じたことで、生きているうちに自分の伝えられなかった思いを伝えようとする人は多くいます。
死んでしまってからでは遅いと思うと、それが一歩を踏み出す勇気になるのかもしれません。
エンディングノートは終活の一環ではありますが、死期が迫ってきていなくても書き始めることは可能です。
むしろ、なるべく脳もクリアに働く元気なうちに書き始める方がいいとされています。
この傾向によって、増えてきている事例があります。
それは、熟年離婚をした人が、エンディングノートを書き始めて、昔の恋人を思い出し、また会いたいと思うケースです。
これまで長年夫婦であった人と別れて、また久しぶりに自由に恋愛が楽しめるという状況になり、昔好きだった人に会ってみたいという気持ちが生まれるよう。
一度は愛し合った人であるため、その人が今何をしているのか、そもそも生きているのか?それだけでも知りたいと思う方は少なくないのでしょう。
夫とはもう随分前から、子どもたちの親同士というだけの関係でした。
無事に子どもたちが皆成人して、やっとそれぞれの人生を歩み出せると思って、離婚に踏み切りました。
改めて考えると、こんなに自分に時間が使えるのは30年ぶりくらいで、将来のために少しずつエンディングノートに私のことをまとめはじめたんです。
自分の歴史を改めて振り返っていたら、中学の時に初めてつきあった彼のことをふと思い出してしまい、今は何をしているんだろう…と気になってきてしまいました。
もし、元気にしていたら、少しでいいから会ってお話しできたら嬉しいなと思います。
彼を探すことはできますか?
彼の名前、年齢、地元の情報を頼りに調査をしていただき、無事に彼を発見することができました。
身辺調査もお願いしたところ、彼も一度は結婚していたものの今は離婚していて、独身でメーカー企業の役員をやられていました。
調査員の方から私の名前を出したところ、覚えていると言ってくれたようですごく嬉しかったです。
そこから連絡先を教えていただき、今度会うことになりました。
また少し、青春のような感覚が味わえて、すごく楽しいです。
勇気を出して調査をお願いして本当に良かったです。
これらの事例のように、どうしても会いたい人がいる場合は、後悔しないように、その人に会うための努力をすることをおすすめします。
まずは名前だけで検索をかけても、会社のHPやSNSがヒットする可能性はあります。
また、その方について、過去の職場や自宅を知っている場合は、知り合いのつてなどから連絡を取れる可能性があります。
とはいえ、突然そういった調査を自力ですることはかなり難度が高く、やり方を間違えると不審者に間違われてしまう危険性があります。
そういう場合は、無理せずプロの探偵の調査にお任せください。
ただ、それでもどうしても会えない場合はあります。
自分がもう身動きがなかなか取れない状況であったり、相手が海外にいたりなど、時間的、物理的な制約があって会えないこともあるでしょう。
そんなときは、エンディングノートにその人について記述しましょう。
会いたい理由や、過去の思い出、伝えたいメッセージをご自身の言葉で記入していただくことで、亡くなった後にそのノートと一緒に想いを届けることが可能です。
当事務所では、そんな、エンディングノートにある想いを届けるご依頼も受け付けています。
もし既に亡くなってしまった大切な方のエンディングノートに、誰かに対する想いが記載されていた場合にも、当事務所にご相談ください。
その想いをお相手の方に届けるべく、責任を持って、調査・ご報告いたします。
まずは、お気軽に無料相談をご利用ください。
当事務所は、人探しに特化した探偵事務所です。最後に会いたい人の居場所の特定から、最終的な着地点まで「ワンストップサービス」で行ないます。
最終的な着地点は、ご依頼者によってさまざまです。当事務所は、ご依頼者の希望に沿った調査やサポートをお約束いたします。
また、事務所にお越しになることができない方の為に、人探し調査専門家が無料にてご自宅またはご指定の場所へ伺います。
各エリアの出張相談は全て予約制で、最短で当日のご面談が可能です。
他社で断られた案件についても幅広く対応いたします。また、ご相談内容が外部に漏れることはございません。
人探し調査に関するご相談・お見積もり・面談予約は、お問合せフォーム・電話・メール・LINEにて24時間365日お受けしています。
対象者を見つけた後の調査は、人探し調査の目的により、取得する情報の種類が異なります。
幸せか知りたい場合「生活状態の確認調査」、シングルか知りたい場合「身辺調査」、養育費や慰謝料を請求したい場合「勤務先調査」など。
「人探し調査」+「各種調査」だとお考えください。
以下は、対象者を見つけた後に実地可能な調査の一部です。
対象者を見つけた後の調査は、人探し調査の最終的な着地点により、取得する情報の種類が異なります。
「人探し調査」+「サポート内容」だとお考えください。
以下は、対象者を見つけた後に実地可能なサポートの一部です。
執筆者 / 篠原 / 2024年10月2日更新
人探し調査員歴10年。人探し調査のみならず、家出・失踪人調査、ペット捜索など幅広い調査を得意とし、多数の問題を解決してきた実力の持ち主。人探し調査や的確なアドバイスに定評あり。監修者・執筆者一覧へ
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