どんなペットを飼っていても、気付かぬ内に脱走して行方不明になってしまう可能性は生じてしまいます。
ペット探しを自力で行なう時、ペットが家から遠く離れていなかったり、臆病な性格で遠くに行くのを怖がっていた場合は自宅の近くで発見できる可能性が高いです。
しかし、さまざまな要因によってペットが家から遠く離れてしまうと、見つけ出す難易度は一気に上がってしまい、自力での捜索は困難になってしまいます。
それでも、10年以上経ってペットが家に帰ってくるケースもあるため、どんな場合であっても不可能なペット探しはないと言えるでしょう。
今回は11年経ってペットが家に帰ってきた実際に事例を紹介しつつ、ペット探しに必要なもの、探偵によるペット探しについて解説していきます。
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フランス南西部ボルドー(Bordeaux)に住むニコル・ランバティ(Nicole Lamberty)さんが15日、2008年に行方知れずになった飼い猫のノワゼット(Noisette、「ヘーゼルナッツ」の意)と11年ぶりに再会し自宅で一緒に過ごす様子を公開した。
ノワゼットには、野良猫や捨て猫、虐待された猫などの保護に取り組む団体が推奨するペット識別用の入れ墨が施されており、そのおかげでランバティさんの元に帰ることができた。
可愛がっていたペットがいなくなってしまうことは、心理的にも大きな影響を与えます。
しかし、いち早くペット探しに乗り出すことで、ペットの素早い発見やリスクの解消につながります。
飼っているペットを、まるで我が子のように可愛がる人はとても多いです。
しかし、それだけ愛情を注いだペットがいなくなってしまうことは、まさしく我が子を失うような喪失感をともなうものになるでしょう。
また、時間が経つに連れて「今どこで何をしているのだろう」「辛い・怖い思いをしていないだろうか」「無事に生きているだろうか」などの不安な気持ちも強まってしまいます。
その不安感や喪失感も、ペットを見つけ出すことできっと解消され、元の平穏な日常を取り戻せるでしょう。
ペットがあてもなく外を歩いていて人に見つかった場合、見つけた人がペットを保護できる環境でなかったりそもそも保護する気がないと保健所に連れて行かれる可能性が生じます。
保健所で保護された動物は一週間から10日ほど保健所内にて引き取り手を待ちますが、引き取り手が現れなかった際には殺処分されてしまいます。
殺処分については人に飼われていたかどうかを問わず行なわれるため、もしペットが保健所にいることに気付けなければ殺処分の対象となるでしょう。
ペット探しは、保健所に連れて行かれる前に見つけ出す必要があるため、時間との勝負になる側面を持ちます。
ペット探しを行なう場合、何を準備すればいいかわからない人は多いです。
不安な気持ちもあるかと思いますが、まずは落ち着いて下記のものを準備しましょう。
まずペット探しを始める際にはペットの写真が必要になります。
この場合に最適なのは全身が写った写真で、顔だけの写真や体の一部が見えない写真だと対象のペットか判別できる要素が減ってしまいます。
可愛いペットの写真を撮影している方は多いですが、全身の写真を収めておくことでもしもの際に活用できることも覚えておきましょう。
ペットの失踪が明らかになった場合は、各都道府県の保健所への連絡を必ず行ないましょう。
もしペットが保健所に保護された場合、事前に連絡しておくことで保護を知らせる連絡が届き、ペットとの再会が可能になる上に殺処分のリスクを解消できます。
保健所は活用することで味方にもなってくれるので、保健所への連絡は欠かさないようにすべきです。
ペットを見つけた人が交番に行って保護を依頼するケースも多いです。
そのため、ペットの失踪時に警察にも届け出をすることで、ペットが交番に届けられた際に引き取りに迎えます。
法律上、脱走・失踪したペット遺失物扱いとなるため、遺失物届を警察に出すことになります。
また、自治体に連絡をしておけばもし不幸にも車に轢かれるなどの形で見つかった場合でも連絡が届くようになるため、最後のお別れをすることもできます。
外にいるペットを誰かが見つけた場合、近くの動物病院に保護を依頼することがありますので、近隣の動物病院にも連絡を入れておきましょう。
もしマイクロチップを埋めているペットであれば、動物病院にて飼い主の情報を照合できるため、見つけ次第すぐに連絡してもらえることが期待できます。
お住まいの地域で活動されている動物保護団体があるなら、ペットを見つけ次第保護してもらうように依頼することも可能です。
また、ペットの特徴を伝えることで既に保護している動物の中に当てはまるペットがいないか探してもらえます。
令和6年4月1日の動物愛護法改正に伴い、ペットショップやブリーダーから購入した犬・猫にはマイクロチップの装着・登録が義務付けられています。
ペットがいなくなった場合、マイクロチップを着けていれば近隣の自治体や動物病院に連絡することでペットが見つかった時にすぐ連絡が届きます。
ただし、マイクロチップ自体にペットの居場所を知らせる機能はないため、基本的には見つかるのを待つことになるのは認識しておきましょう。
動物ごとに習性が異なり、脱走する方法が異なります。
例えば、猫は夜間に行動することは好み、行動範囲は家の近くに潜んでいることが多いです。
探偵は動物ごとの習性を理解したうえで、ドローンや定点カメラなどを使用し、ペット探しを行います。
ペット探しは初動が大事だといわれています。
もしペットがいなくなったという状況がありましたら、ご連絡ください。
ペット探しの経験にある探偵が状況をお聞きします。
監修者・執筆者 / 山内
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ
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