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公開日: 2026/06/05 最終更新日: 2026/06/22
2-8 海外・外国人
 公開日: 2026/06/05 最終更新日: 2026/06/22

海外で人探しはできる?外務省・大使館・探偵の違いと費用相場を解説

「海外にいる家族と急に連絡が取れなくなった」「留学先・赴任先にいるはずの相手の所在を確認したい」「昔お世話になった海外在住の知人にもう一度連絡を取りたい」と悩む方は少なくありません。

結論からいうと、海外にいる人を探すことは可能です。ただし、国内の人探しと比べて、使える制度、現地で確認できる情報、法律・言語・費用の面で違いがあります。外務省や大使館に相談できるケースもありますが、依頼できる人や開示される情報は限られるのが実情です。

本記事では、海外にいる人を探す主な方法、外務省・大使館・自力調査・探偵の違い、依頼前に整理すべき手がかり、海外人探しの費用相場を解説します。家族の安否確認、海外在住者の所在確認、ハワイ・アメリカでの人探しを検討している方は参考にしてください。

この記事のみどころ!
海外にいる人を探す際に、外務省・大使館・自力調査・探偵のどれを選ぶべきかを比較しながら整理します。公的機関で対応できる範囲、探偵に相談した方がよいケース、費用が高くなりやすい条件も確認できるため、遠回りせずに次の行動を判断しやすくなります。

海外で人探しはできる?

海外にいる人を探すことは可能です。ただし、国内の人探しと違い、相手の国籍、滞在国、現地法、言語、最後に連絡を取った時期によって、使える手段や調査の難易度が大きく変わります。

海外人探しには、大きく分けて「外務省の所在調査」「現地の日本大使館・領事館への相談」「自分で公開情報を確認する方法」「海外対応の探偵に依頼する方法」があります。親族の安否確認なのか、友人・知人の所在確認なのか、相手に知られずに確認したいのかによって選ぶべきルートは異なります。

まずは、それぞれの方法でできること・できないことを整理し、自分のケースに合う相談先を見極めるのが重要です。

日本国内の探偵業者が相談を受ける場合は、探偵業法に基づく届出や守秘義務が関わります。一方で、海外での現地確認や聞き込みは、対象国・地域の法律や制度に従って進める必要があります。海外人探しでは、日本側の探偵業法だけでなく、現地法を踏まえて合法的な範囲で調査できる業者を選ぶことが重要です。

参考:探偵業の業務の適正化に関する法律|e-Gov法令検索

海外人探しの4つのルートと違い【比較表】

複数のルートを地図上で比較検討する手元。海外人探しの選択肢を整理するイメージ

4つのルートには、それぞれ明確な向き・不向きがあります。下の表で全体像をつかんでください。

ルート 費用 向いているケース 限界・注意点
外務省の所在調査 原則無料 三親等内の親族の安否確認 依頼できる人が限られる。本人の意向により連絡先が開示されない場合がある
現地の日本大使館・領事館 無料 緊急時の相談、現地警察への連絡方法の確認 大使館・領事館が直接捜索するわけではない
自分で探す(公開情報・SNS等) 無料 氏名・勤務先・SNSなど明確な手がかりがある 情報が古い、非公開、偽名の場合は限界がある。拡散によるトラブルにも注意
探偵に依頼する 有料 相手に知られず探したい、友人・知人の所在確認、手がかりが少ない 費用がかかる。海外対応の体制や現地ネットワークの確認が重要

無料の公的ルートには制約がある

無料の公的ルートには、「依頼できる人が限られる」「本人の意向によって連絡先が開示されない」といった制約があります。一方で、探偵は公開情報の確認、現地での聞き込み、生活圏の調査などを組み合わせて、依頼目的に応じた所在確認を進められる点が違いです。

外務省・大使館でできること/できないこと

「公的機関なら無料で探してくれるのでは」と考える方は多いのですが、実際にはできることに明確な線引きがあります。期待と現実のギャップを先に知っておくと、遠回りを避けられます。

外務省の「所在調査」

外務省は、海外に在留している可能性がある日本人について、一定の条件のもとで所在調査を受け付けています。原則として、依頼できるのは配偶者または三親等内の親族で、生存が見込まれる方が対象です。

重要なのは、外務省の所在調査は「誰でも使える海外人探しサービス」ではないという点です。友人・知人・元交際相手などは対象外になりやすく、調査で本人と連絡が取れた場合でも、本人の意向によって依頼者へ伝えられる情報は制限されます。つまり、親族の安否確認には有効な一方で、連絡先や詳しい生活状況まで知りたいケースには限界があります。

参考:届出・所在調査|外務省

現地の日本大使館・領事館

現地の日本大使館・領事館は、海外で事件・事故・緊急入院などが起きた際に、現地警察への連絡方法や現地事情に応じた助言を行う窓口になります。ただし、大使館や領事館が探偵のように現地で聞き込みをしたり、対象者の生活圏を調査したりするわけではありません。

実際の捜索や捜査を行うのは現地警察であり、対応範囲はその国の制度や状況によって異なります。そのため、「親族の安否を確認したい」「事件・事故の可能性がある」というケースでは公的機関への相談が重要です。一方で、友人・知人の所在確認、連絡先の確認、相手に知られずに生活状況を把握したいケースでは、海外対応の探偵へ相談する選択肢があります。

探偵の海外人探し調査はどう行う?

海外対応の探偵は、日本国内の相談窓口で情報を整理したうえで、現地の調査ネットワークと連携しながら調査を進めます。一般の方が自力で確認しにくい現地の生活圏、勤務先周辺、過去の住所、交友関係などを、合法的な範囲で確認できる点が特徴です。

1. 日本側で対象者情報を整理する

まず日本側の窓口で、対象者の情報(氏名、滞在していた国・都市、勤務先や留学先、最後の連絡時期など)を丁寧に整理します。手がかりが少なくても、断片をつなぎ合わせて調査方針を組み立てます。

2. 現地ネットワークと連携して手がかりを確認する

現地の提携調査機関や調査員と連携し、現地での情報収集・聞き込み・データ照合を行います。現地支部や提携先と連携できる場合、依頼者ご自身が現地へ渡航せずに調査を進められるケースがあります。

費用に現地対応費や移動費が含まれるかは調査内容によって異なるため、契約前に見積もりの内訳を確認することが大切です。言語や現地事情の壁がある海外調査では、現地で動ける体制の有無が重要になります。

3. 調査結果を報告し、その後の連絡方法も相談する

得られた情報を日本側でとりまとめ、調査報告書としてご報告します。その後の連絡の取り方についても、状況に応じてご相談に応じます。

なお、当窓口ではハワイ・ホノルルでの人探しに豊富な実績があります。ハワイ・アメリカでの人探しをお考えの方は、専用ページもあわせてご覧ください。

海外人探しの難易度の目安【ケース別一覧】

海外人探しの難易度は、滞在国が分かっているか、勤務先・学校・住所などの起点があるか、最後に連絡を取ってからどれくらい経過しているかで大きく変わります。

難易度が高く見えるケースでも、過去の住所、勤務先、SNSアカウント、共通の知人などが残っていれば、調査の起点になる可能性があります。

条件 難易度 ポイント
日系人コミュニティのある地域(ハワイ等)+氏名・過去住所・勤務先などの手がかり ★★☆☆☆ 現地ネットワークや地域情報を起点に確認しやすい
滞在国・勤務先がわかる日本人 ★★★☆☆ 調査の起点が明確で進めやすい
連絡が途絶えて長期間が経過 ★★★★☆ 転居・出国で足取りが追いにくい
滞在国が不明、または複数国にまたがる ★★★★★ 調査範囲が広く難易度が高い
相手が外国籍で手がかりが少ない ★★★★★ 現地法制度の壁が大きい

一つでも確かな手がかりがあれば状況は変わる

難易度が高いケースでも、滞在国や勤務先など一つでも確かな手がかりがあれば、状況は大きく変わります。情報が少ないからと諦める前に、お手元の手がかりだけでご相談ください。

依頼前に整理したい手がかりチェックリスト

海外人探しでは、事前情報の量と正確性が、調査の進め方・期間・費用に大きく関わります。すべて揃っていなくても相談は可能ですが、以下の情報を整理しておくと、調査方針を立てやすくなります。

  • 対象者の氏名(漢字・ローマ字表記・旧姓・現地での通称・パスポート表記が分かればあわせて整理)
  • 滞在していた国・都市・地域
  • 勤務先・留学先・現地での所属
  • 最後に連絡が取れた時期・手段
  • 現地の住所や電話番号(過去のものでも可)
  • SNSやメッセージアプリのアカウント
  • 渡航・赴任の時期や経緯
  • 共通の知人や、現地で関わりのあった人物
  • 写真(一枚でも有力な手がかりになります)

SNSでの「探しています」拡散は避ける

手がかりを集めたいからといって、顔写真や氏名、滞在国、勤務先などをSNSで拡散するのは避けてください。海外では情報の確認が難しく、なりすまし、詐欺、冷やかし、本人の警戒につながるおそれがあります。まずは公開情報の確認と手元の情報整理にとどめ、不特定多数へ個人情報を広げないことが大切です。

海外で人探しの注意点

海外人探しは、国内の人探しと比べて、法律・制度・言語・距離の面で確認すべき点が多くなります。焦って自己判断で動くと、現地法に触れたり、相手に警戒されたり、費用トラブルにつながったりするおそれもあります。依頼前に、次の3つの注意点を確認しておきましょう。

国ごとに法律・制度が違う

海外では、個人情報の扱い、聞き込みの可否、現地で確認できる情報の範囲が国や地域によって異なります。日本国内で可能な調査方法でも、現地では認められない場合があります。海外人探しでは、対象国のルールを踏まえ、合法的な範囲で進められる体制が必要です。

海外調査の業者選びは慎重に行う

海外調査をうたう業者の中には、現地ネットワークや調査体制が不明確なまま高額な費用を請求するケースもあります。依頼前には、探偵業の届出、海外対応の実績、現地提携先の有無、見積もりの内訳、報告方法を確認してください。

時間が経つほど足取りを追いにくくなる

海外では、転居、出国、勤務先の変更、電話番号やSNSアカウントの変更によって、手がかりが途切れやすくなります。最後に連絡を取った時期が古いほど、確認すべき範囲も広がります。少ない情報でも、早い段階で相談した方が調査方針を立てやすくなります。

国内外を問わず、探偵がどのような流れで人探しを進めるのかを知りたい方は、関連記事「行方調査とは?探偵が人を探す方法と調査の流れを5ステップで解説」も参考にしてください。

海外人探しはファミリー調査事務所へ

当窓口を運営する株式会社FAM Investigation(ファミリー調査事務所)は、東京都公安委員会へ探偵業の届出を行った正規の探偵業者です(届出証明番号 第30210283号)。WAD・CII加盟による海外対応の体制を整え、元警察官の調査員も在籍しています。

ハワイ・アメリカをはじめ、海外在住者の所在確認や安否確認に関するご相談にも対応可能です。ご相談時には、対象者の氏名、滞在国、過去の住所、勤務先・留学先、最後に連絡を取った時期などを伺い、合法的な範囲で調査方針を整理します。

また、探偵業法第10条では、探偵業務に従事する者に対して、業務上知り得た秘密を正当な理由なく漏らしてはならない守秘義務が定められています。当事務所でも、ご相談内容や調査の事実が外部や対象者に伝わらないよう、連絡方法・資料管理・情報共有の範囲に配慮した対応を徹底しています。匿名でのご相談も可能です。

「海外だから無理かもしれない」と諦める前に、まずはお手元の手がかりだけでご相談ください。情報がすべて揃っていない段階でも、調査の可能性や費用の目安を確認できます。

解決事例1:ハワイで世話になった恩人夫婦の所在を確認できた

【相談時の状況】
若い頃にハワイで長期滞在した際、現地で親身に支えてくれた日本人夫婦にもう一度お礼を伝えたい。だが知っているのは夫婦の名前と、当時暮らしていたおおよその地域だけ。「何十年も前のことだから、もう無理だろう」と半ば諦めながらの相談だった。

【調査内容と結果】
私たちはまず、当時の滞在地域、夫婦の名前、営んでいた商店、通っていた教会、関係していた日系コミュニティについて丁寧に伺いました。断片的な情報でしたが、現地ネットワークを通じて確認できる手がかりを整理し、現在の所在確認につなげました。古い情報しか残っていないケースでも、地域・職業・コミュニティなどの記憶が調査の起点になる場合があります。

※当サイトの調査事例・相談事例は、探偵業法に基づく守秘義務および個人情報保護の観点から、実際の相談内容をもとに個人が特定されないよう一部情報を調整・再構成しています。

解決事例2:アメリカ赴任中の家族と連絡が取れなかったが安否を確認できた

【相談時の状況】
アメリカ本土の支社へ赴任した家族と、ある時期から連絡が取れなくなった。外務省の所在調査も検討したが手続きや条件のハードルが高く、何より一刻も早く無事を確認したいという切実な相談だった。

【調査内容と結果】
勤務先と赴任先の都市が分かっていたため、その情報を起点に現地で確認できる範囲を整理しました。現地調査ネットワークと連携し、対象者の生活状況と安否を確認したところ、大きなトラブルではなく、多忙により連絡が滞っていたことが分かりました。勤務先・赴任先・滞在都市など、確かな起点がある場合は、海外でも所在確認を進めやすくなる事例です。

※当サイトの調査事例・相談事例は、探偵業法に基づく守秘義務および個人情報保護の観点から、実際の相談内容をもとに個人が特定されないよう一部情報を調整・再構成しています。

海外人探しの費用は?【料金相場】

海外人探しの費用は、対象国、滞在国が分かっているか、現地調査の有無、手がかりの量、最後に連絡を取ってからの期間によって変動します。国内調査より高額になりやすいのは、現地での確認、翻訳・通訳、現地ネットワークとの連携、移動費などが関わるためです。目安は以下の通りです。

調査プラン 費用の目安 こんなケースに
現況・安否確認プラン 30万円〜 滞在国・勤務先・留学先など調査の起点があり、安否や現在の状況を確認したい
海外所在特定プラン 50万円〜100万円 現地調査を含む標準的な海外人探し
難易度高プラン 100万円〜 滞在国不明・長期音信不通など難易度が高い

費用の内訳と安く抑えるコツ

海外人探しの費用は、主に日本側でのヒアリング・情報整理、現地調査員による確認、聞き込みやデータ調査、現地での移動費、翻訳・通訳、報告書作成などで構成されます。対象国や都市が絞れているか、勤務先・留学先・過去の住所などの手がかりがあるかによって、必要な調査範囲は大きく変わります。

費用を抑えるには、依頼前に「最後に連絡を取った時期」「滞在していた国・都市」「勤務先・学校」「過去の住所」「SNSアカウント」「共通の知人」などを整理しておくことと良いでしょう。調査の起点が明確になるほど、確認すべき範囲を絞りやすくなります。

また、「安否だけ確認したい」「現在の住所まで知りたい」「相手に知られず所在を確認したい」など、調査の目的をはっきりさせておくことも大切です。目的が曖昧なまま調査範囲を広げると、費用が高くなりやすいためです。

正確な費用は、手がかりの量や調査目的を伺ったうえでお見積もりします。相談・見積もりは無料ですので、費用が不安な方も、まずは現在分かっている情報をお伝えください。

なお国内の人探しの費用事例・内訳については、関連記事「人探し調査の費用相場|実際の費用事例と料金の内訳・安く抑えるコツを解説」でも詳しく解説しています。

よくある質問(FAQ)

Q. 外務省や大使館に頼めば無料で探してもらえますか?

A. 外務省の所在調査は原則無料ですが、依頼できる人は原則として配偶者または三親等内の親族に限られます。また、相手の意向によっては連絡先が開示されない場合があります。大使館・領事館は、現地警察への連絡方法や現地事情に応じた助言を行いますが、探偵のように現地で所在確認を行う機関ではありません。友人・知人の所在確認や、公開せずに手がかりを追いたい場合は、海外対応の探偵への相談も選択肢になります。

Q. 渡航費や現地での滞在費は依頼者が負担するのですか?

A. 現地支部や提携調査員と連携できる場合、依頼者ご自身が現地へ渡航しなくても調査を進められるケースがあります。ただし、現地対応費、移動費、翻訳・通訳費などの扱いは調査内容によって異なります。契約前に、費用に何が含まれているかを見積もりで明確に確認できます。

Q. 相手の滞在国がはっきりわからなくても探せますか?

A. 滞在国が分からない場合は難易度が上がりますが、過去の勤務先、留学先、住所、渡航時期、SNSアカウント、共通の知人、写真などから候補国や地域を絞り込める場合があります。情報が断片的でも、調査の起点になるかを確認できますので、まずは分かっている内容を整理してご相談ください。

Q. 海外にいる相手に知られずに所在確認できますか?

A. 調査対象者へ相談内容や依頼者の情報を伝えることはありません。海外人探しでは、対象者との関係性、調査目的、現地で確認できる情報の範囲を踏まえ、相手を刺激しない方法を慎重に検討します。相手に知られずに安否や所在を確認したい場合も、相談時点で分かっている情報をもとに進め方を確認できます。

Q. ハワイ・アメリカでの人探しは対応していますか?

まず、現状について相談することから始めましょう。

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    この記事の執筆者

    執筆者 / みやび / 2026年6月19日更新

    ファミリー調査事務所の人探し・行方調査専任相談員。国内の失踪案件から海外(ハワイ等)の広域調査まで、数多くのご相談に寄り添ってきました。「会いたい」という想いを、確かな技術と法令遵守で支えます。監修者・執筆者一覧へ

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