「亡くなったあの人を弔いたい」
故人になってから時間が経っていたとしても、供養したいと思う気持ちは薄まりません。
お墓とは遺骨の収蔵場所です。
日本人にとっては「故人の魂が宿る」とされ、象徴的な存在としても扱われます。
故人を敬う文化で育った私たちは、弔うためにお墓をたずね、死をいたみます。
お墓の場所がわからないままだと、故人をしのぶことも難しいでしょう。
大切なあの人の墓前できちんと弔うために、お墓を探す方法を解説いたします。
故人になったあの人に会うためにできることをやっていきましょう。
お墓を知っている確率が高い人物を探します。
親族だけでなく、親しい友人に聞くのも有効です。
ただし、突然連絡を取るのは相手も警戒してしまうというもの。
お墓の場所も個人情報です。
教えてもらうためには、「お墓参りをしたいんです」と正直に告げることが大切です。
戸籍謄本・戸籍の附票・除籍謄本は同じ戸籍内に記載されている人のみが取得可能です。
故人の配偶者・父母・祖父母・子・孫は委任状なしで取得できます。
これらには故人の本籍地や過去の住所などが記載されており、どの地域で埋葬されている可能性があるかを調べることができます。
※兄弟姉妹・叔父叔母は委任状がないと取得できません。
自治体の埋葬記録や、過去の墓地台帳を確認することで、埋葬地の情報を探ることができます。
記録されているのは、昭和23年の墓地埋葬法施行後に許可されたお墓です。
法律施行以前にできたお墓は「みなし墓地」として登録されましたが、登録されなかったお墓もあり、それは記載されていないでしょう。
※台帳に登録されていない墓地は無許可墓地であり、墓地として使用することは違法になります。
無縁墓とは「死亡者の縁故者(死亡者と縁やゆかりのある人のこと)がないお墓」のことを言います。
過去にお墓があったとしても、管理する後継者がいなくなると無縁墓として扱われます。
無縁仏になると、無縁仏を祀る施設や無縁墓に合祀されます(血縁関係などまったくない他人の遺骨とともに合祀されます)。
霊園や自治体に問い合わせることで、無縁墓リストを確認できます。
故人のお墓が見つからないのであれば、探偵事務所に依頼をしましょう。
探偵であれば、人探しで培った技術をもとに、故人のお墓を特定します。
探偵にできることは以下のような調査です。
探偵は専門の調査技術とデータベースを活用するため、より確実な情報を得ることが可能です。
故人のお墓が見つかったら、すぐにでも行きたいと思うかもしれません。
しかし、最低限のマナーをおさえる必要があります。
親族の連絡先がわかる場合は、お墓参りすることを事前にお伝えするのが良いでしょう。
知らない人がきたと警戒されたり、変に誤解されたりするのを防ぐことができます。
生花を置いておくのは問題ありません。
しかし、お供え物を放置してしまうと、荒らされたり腐ってしまったりするため、しっかりと持ち帰りましょう。
一般的に、お墓参りはどのタイミングでも問題ありません。
ただし、お盆やお彼岸など慌ただしいとされる時期は避けた方が好ましいでしょう。
ただし、お墓を探すのは難しいものです。
遺族や親族に心当たりがないとなると、特に難航するでしょう。
その他にも、お墓を探すのが難しい点はいくつかあります。
亡くなってから時間が経っていると、お墓を移している可能性もあります。
また、遺族の連絡先が変わっていたり、お墓を知っていた遺族や親族が亡くなっている場合も。
時間が経つことで、お墓の場所を知っている人の状況が変わってしまうため、その足取りを辿っていく必要があります。
お墓が故人の住んでいた場所や、親族の住んでいる場所と全く違う場所にある可能性です。
費用面や立地、管理のしやすさ、宗教不問などの理由から、縁もゆかりもない土地に墓地があることも少なくないのです。
その場合、お墓を探すエリアが広がるだけでなく、近隣の人に聞いてもわからないこともあり、捜索が難航します。
お墓を建てるのは義務ではないため、稀にお墓がないケースもあります。
考えられるのは下記のケースです。
遺骨の一部、または全てを身近なところに保管して供養することです。
先祖代々のお墓が遠かったり、仏壇を自宅に置けないなどの理由から手元供養を選択する場合もあります。
粉骨して、粉状にした遺骨を海や山林、空などに撒くことです。
遺族の代わりに霊園や寺院が遺骨を管理・供養するお墓のこと。
永代供養墓には、他人の遺骨とまとめて埋葬するか、一定期間個別で納骨したあとに合祀するかの2パターンあります。
永代供養墓の個別納骨期間は霊園・寺院によって違い、一定期間が経ったあと合祀されます。
海外にルーツを持った故人の場合、埋葬方法が日本とは違う可能性があります。
例えばタイでは、火葬をして川や海に散骨するのが一般的です。
また、西洋墓地では「家族墓」ではなく「個人墓」を選ぶ傾向があり、代々受け継がれた墓に入るという考えではありません。
このように日本以外で埋葬された場合は、探し方が変わってくることもあります。
探偵に依頼したときの具体的な動きを解説します。
専門知識を蓄えた探偵が、ご依頼者の安全を保障しながら調査にあたりますので、ご安心ください。
スムーズな捜索のために整理しておくべき情報は以下の通りです。
ひとつでも手がかりとなる情報があれば、より的確に調査を行う事が可能です。
当探偵事務所は、お問い合わせフォーム・メール・電話・LINEなど、24時間365日、無料相談窓口にて相談を受け付けています。
情報を整理したうえでご相談いただくと、よりスムーズにご案内できます。
探偵にお墓の特定調査を依頼することで得られるのは、以下のようなメリットです。
プロに任せることで時間と労力がかからずに、お墓捜索がスムーズに進められます。
亡くなった方を弔いたいという気持ちは、いつまでも色褪せないものです。
その人の魂が宿ると考えられる墓前に、あらためて立ちたいと思うのも当然でしょう。
そのような時は、ぜひ当探偵事務所にご依頼ください。
故人のあの人に、会いに行きましょう。
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執筆者 / 吉田
人探し調査員歴8年。自身の関係者が失踪した辛い経験を持つ。 独学で多くの捜索方法とカウンセリングを学び実践。 豊富な実践経験から探偵の門を叩き、捜索、カウンセリングのプロとして活躍中。 監修者・執筆者一覧へ
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